トレーラーハウスとは…
アメリカで誕生し、長い歴史を持つトレーラーハウス。
その歴史をたどると、アメリカ開拓期の幌馬車をルーツとしています。
後の自動車・交通網の発展からその姿を進化させ、現在のキャンピング・トレーラーやパーク・トレーラーが誕生ました。
アメリカでは、モービル・ホーム(mobile home)やハウス・トレーラー(house trailer)、トレーラー・ホーム(trailer home)
などの名称で親しまれ、現在も多くのトレーラーハウス・ビレッジや、旅の中でキャンピング・トレーラーを停留させるRVパークが数多く存在し、アメリカの人々の暮らしの一部なっています。
日本においてもトレーラーハウスの輸入が始まり、日本の気候風土を考慮した国内生産型トレーラーハウスが作られるようになりました。
現在では住居、オフィス、店舗等、様々な用途で利用され、災害時には、仮設住宅や臨時の診療所としても活躍を見せています。
様々な用途で利用可能なトレーラーハウスにはたくさんの可能性が詰まっています。
Trailer's merit
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~ 移動可能な建物 ~
トレーラーハウスの大きな特徴ともいえるのが移動可能ということ。
法的に公道を移動できる大きさであり、輸送時の道幅が確保されていることでトレーラーハウスは移動が可能となります。
大型のトレーラーハウスにつきましては、特殊車両通行許可、基準緩和認定を必要とし臨時運行許可による輸送を行います。
また、保安基準内にあるサイズのトレーラーハウスについては現時点では特別な許可も無く臨時運行許可による輸送をおこないます。 -
~ ライフラインについて ~
トレーラーハウスは水道や電気、ガスも一般的な建物と同じようにをご利用いただけます。
設置基準において定められている工具を使わずにワンタッチで脱着できる接続方法を採用しております。
また、ガスはプロパンガスでの利用となります。 -
~ 構造と自由度 ~
トレーラーハウスの構造は一般的な木造住宅と同じ工法を採用しているものが多く、その自由度におきましてもサイズ上の制限を除き、一般住宅と大きな差はありません。
当社におきましても2×4工法と在来工法を2つの工法を採用し、トレーラーハウスの製作をおこなっております。
住宅・別荘・オフィス・ショップ等、用途や仕様によって自由度の高い様々なプランでの対応が可能です。
構造におきましても間取りや仕様、輸送の際の揺れを考慮し、必要部分に対し構造強化もおこなっております。 -
~ 土地を有効に活用~
トレーラーハウスは定められている輸送及び設置基準を全て満たすことで市街化調整区域等の建物の建てられない土地においても設置することのできるケースが多くあるので、土地活用の幅が広がります。
地目に応じた確認及び協議等の手続きが必要となることがありますので、詳細につきましては当社までご相談ください。